2008年7月29日火曜日

三津駅舎さよならパーティー



三津駅は古町駅や市駅とともに四国で最初の鉄道駅だそうで、夏目漱石も明治28年に三津浜港に降り立ち、三津駅(当時は三津浜駅といったらしい)から「マッチ箱のような列車」に乗って松山市街に向かった。
最近では、二階堂和美ちゃんが4年前だったか、はじめて松山でライヴをするために三津港に降り立ち、道に迷い、この三津駅から電車に乗って市駅まで向かった。

写真にある今の三津駅舎は、昭和6年(1931)建築とされている。築77年、老朽化がすすみ、改築されることに。ただこの美しい建物をなんとか残せないかと取り壊し反対運動もあったわけで、2500人分の署名も集められ度重なる協議のあと、現デザインのイメージを残して改築されることになったそう。
毎日、三津駅を見ながらお仕事をしてきたタカシくんのFLORですてきなイベントがある。FLORのごはんは、おいしい。おいしいから宣伝もWeb Siteもないのに、お客さんが集まってくる。
企画をした山内ちえこちゃんは、今もっともアツい女性のひとりで、彼女の動向から目がはなせない。

駅舎取り壊しが8月10日の三津の花火大会後にはじまる。
取り壊し直前に、
駅舎を見ながらそれぞれが思いをボックスに仕舞い込むというステキなイベントだ。形のあるものはいつかなくなる。でもなくなる前にそのものに対してのいたわりというか思いやりをすてずにいたい。どんなものにもどんな人にも。


以下のとおり:


「三津駅舎さよならパーティー」
なくなってしまう三津駅舎のためにお別れパーティーに参加しませんか?
「お別れ会」 8月2日(土)3日(日)12時~15時@カフェflor(伊予鉄三津駅前) どちらか一日にご参加ください。 お別れ会では、最期の駅舎の姿を見つめ想いながら、それぞれの駅舎のためのメモリアルボックスを制作してもらいます。
「舟送り」 10月12日(日)13時~18時 悪天候の場合、翌13日(月祝日)に延期@三津 詳細はお別れ会でお知らせします。 舟送りでは、お別れ会で制作したメモリアルボックスに、駅舎の一部を納め、なくなってしまった駅舎を思い出しながら舟に乗って、駅舎を海へ送る想送水葬式を行います。
参加費1500円(お別れ会のランチ、材料代、船舶借り上げ代等全て含む)
定員各15名ずつ計30名(先着順で定員になり次第締め切らせていただきます)
このパーティーは二部構成となっています。
原則として、お別れ会及び舟送りの両方に参加できる方に限ります。
お別れ会はランチ付きです。ランチの後簡単な工作をしますが、準備物は必要ありません。
舟送りで、長時間ではありませんが舟に乗りますので、酔い止め対策や防寒対策などは各自でお願いします。

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