2008年7月28日月曜日

なにごともしぜんにうけいれる


昨日は、木村邸にて衣食住のおはなしがあり、前々からお約束していたので向かう。そしたらば、お客様がどんどんいらして、玄関はあっというまに靴でいっぱいになった。

自然な衣食住のおはなしだから、集まった人も日ごろカンキョウやちきゅうのことを人一倍考えている方たちばかり。あ、松山では、日々でしか買えない大好きな麻の紙の作家さんも来られていた☆

休憩中には、有機生協の飲み物がたくさん売れる。あみちゃんおつかれさん。

なつことたつみのうたやシビレキングの演奏もありました。

ところで、すごいすごいことがあった。
私が木村邸についてしばらくしたころ、めがねをかけた人が入ってきた。
「木削りようさん?」
『はい』
「え==!わたし、前にロスでようさんのワークショップを観に行って、ようさんに作品をいただいたんです!」
『え?』
http://blog.goo.ne.jp/rosemary28/e/0c854f267cec0db7219664a6bba878c7
3年前、よしこと訪れたようさんのおうちで、「松山で木削りワークショップを開催してください」と言われていたのを、いつか叶えたいなと常々思っていたし、なかなか実現できないことがずっと気がかりだった。
それらの思いを一気にふきとばしてくれることが起きたのだ!ようさんは畳の上に布をひろげてプチ・ワークショップをはじめた。
またもや、待って祈ればチャンスは向こうからやってきれくれた。
でもなんでようさんが、松山に?
共通のともだちから、松山へ行ったら、必ずSさんに連絡するように、と言われたそう。
え~なんでSさんなんですか?と悪態をついてみた。笑

JR松山駅にようさんを迎えに行ったSさんはそこでたまたまアミちゃんとカナエモンに会う。そして、カナエモンとようさんは、7年前にワークショップを開催したことでのつながりがあった。3年前にようさんが「松山に行ったことがある」と言っていたのは、まさにこのクマさんカナエモンたちが作ったイベントのことだったのだ。

ようさんは、アメリカと日本を行き来している「木削り教室」の先生。日本滞在中のスケジュールはびっしりで、そんな忙しいようさんが松山に居ることも不思議だし、普段は絶対休めない日曜日に休みをもらってかなえさんとの約束を守って木村邸に居た私も偶然、JRでカナエモンと再会したのもすごい!ご友人がSさんを紹介していなかったら、これらのことは起きなかったわけで、なにやら不思議な見えない力を感じた。
ようさんを港まで送る道々そんなことをみんなで話した。
いっしょにお見送りをしてくれた鉄のツヨニーと木のよーさん、近い将来、奇跡を起こしてくれた木村邸で
「二人展」をやろう!という話にもなった。
木村邸存続のために、いつも努力をしている岡崎さんが、何回も泣いていた☆

ようさんが、木削りをするときは、「これを作ろう、って決めて削っちゃだめなんだよ、そうすると削ってるうちにひっかかっちゃうでしょ。。。それは、木が反発してるの。何にも考えずに削ればひっかからないのね。。。」
-そうなんだ~ ようさんは、箸は作らないって言ってたのも、それだからなのかなあ~


ようさんに、もしかしたらよしこが仕組んだのかも?って言ったら、ようさんも「そうだね!」って。
三津の古い建物の間からのぞく空の色が幾重にも美しいグラデーションを作っていた。
よしこがささやく声が聞こえた。みんなには言わなかったけど、「そうやね」とひとりうなずいた。

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