2009年4月3日金曜日

calvin+karl+tennis+maher - その2

ライヴ前日、ツルさんちでみんなでキャルヴィン・カール・テニスがやってくるのを待った。待ってる間もツルさんとまさこさんのかけあいや、山崎ミッチーのブラック・ジョークで楽しい。
10時ころ到着! キャルヴィンは何を言っても笑わない。かといって冷たさを感じるわけでもなく、ポーズかしら?と思ってしまった。きっとわざとやね。カールは相変わらずやさしくにこやかに自分を保っている。
テニスコーツのたかしんとさやちゃんも2度目(正しくは3度目)でなんとなく慣れてきて、お互いに心地よい。たぶん。そうだとおもう。
翌日、キャルビンがすごい病気だとカールに告げられる。まったく起きれないそうで、斎藤さんとこのまま休んでもらいましょうか、と相談。あるいは、順番を替えて、キャルヴィンを早めにやってもらってすぐにまた滞在先へ戻ってもらいましょう、とかあれやこれや。テニスコーツがはじまるころにキャルヴィンがやってくるが、とても調子悪そう。落ち着かない様子で店を出たり入ったり、座ったり立ったり、しんどそう。
それでもバッジをあげたら、すぐに洋服にくっつけるし、ツヨニーにもらったKコースターをあげたら、「COOL!」って喜び、ふらふら状態なのに、どうしてもKドラを見せたくて、手をひいてそれを見せにいくと、無表情だけどとっても喜んでいた。と思う。キャルヴィンはフラフラでおそろしくしんどいのだ。
テニスコーツが長めにやって、トリのキャルヴィンの順番がきた!そしたら、ピンクのギターをもって、最初から最後までマイクなしで歌った!とうりさんがとても笑っていた。キャルヴィンのプロ根性を見たぞ。
2,3曲で終わるかと思ったのにいつまでもいつまでも歌っていた。あれはアドリヴの歌詞に曲だろうか?

あーここにキャルヴィンがいる!
ほんとにほんとにすごいことだ!もう10年以上も前にはじめてKレコードに行った。どうやってKレコードに行ったらいいかもわからず、それはビバリーヒルズにあるロッド・スチュワートの家を探すようなもので、だいたいどこにあるかはわかるけど、きちんとした情報がない、でもどうしてもどうしても自分の目で確かめてみたい、みたいなもんだった。それで友人のmikkiの知人に紹介してもらったMODEST MOUSEのジェレミーにKレコードで働く彼の友人、JONを紹介してもらった。さら~と書いてるけど、今思えばMODEST MOUSEのドラマーと電話で話したなんて、すごいことやってたなあ。笑 これはシアトル滞在中の話。







今回もまた仲間に助けてもらった。ありがたいねえ。なっちゃんは、たった一日のためにKドラを作るために
ツヨニーにおねだりして、Kの焼きごてを作ってもらった。そしてそれは当日、そうとう盛り上がった。あれがあるのとないのじゃあ、楽しみ方がぜんぜんかわってくる。なっちゃんのこだわりすごい。Kロールを作りたいと、数日前にうちにやってきて、カリフォルニア・ロールうら巻きを習って帰った。なっちゃんのそばにはタツミが居て、くりちゃんが居て、おかやんが居て、ミッツが居て、夜にはようへいくんや冬里さんが居た。中ではテニスの音楽に涙し、外ではツバメやに集って盛り上がっていた。ほんとにフェスになった。
つがちゃんやだいちゃんが受付をばっちりやってくれ、ミッチーがほんとに心地よい音のPAを担当してくれ、ツルさんまさこさんがアーティストの受け入れを担当してくれた。
お客さんはいつもすばらしい。私は、ステージがわからお客さんの様子を見るのが好きだ。みんなさん、気持ちよく眠っていたり、笑っていたり、微笑んでいたり。。。
アーティストもいつも言ってくれます。
「おきゃくさんがあたたかい」って。

ほんとに素敵なライヴだったな。
マヘルはマヘルでお約束どおり、礼子さんの歌が聞けて嬉しかったし、
カールは、予定外のベースを弾いて歌うことをしてくれるし、
テニスコーツは最高のパフォーマンスを見せてくれるし、
(今、一番好きなライヴアーティストかもしれない。というか、モア・ミュージックの部屋にテニスコーツの音がとってもフィットしている気がしてならない。)
また、ツルさんやなみおくんや冬里さんカズーをまじえてのセッションがあたたかくてホロリ。
その日の午後、ツル家の庭の桜の下でみんなでジャムっていたらしい。
キャルヴィンは前述のとおり。

翌日、感想メールがいっぱい届いた。届けてくれてありがとう☆
今回もカールのディレイ・ペダルに目が釘付けになった。や
さやちゃん(テニスコーツ)の歌に涙した。や。。。

ジョン・チャントラーが口癖のように
「さやの歌は美しい」と言っていたのは、これだったんだ。

感想メールが多いほど、やっぱりよいライヴだということが言えるのだろうなあ。
成功のバロメーターかなあ。
mixiにも何人もの人がニッキを書いてくれていた。
もうあれから3日経ってしまった。

4月に入って、私のあたらしい生活がはじまった。
何事も受け入れて、楽しく生きていこう。
私のまわりの仲間はかわらずにやさしい。

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